やさしいけんちく

************
 坂口舞の
 これまで出逢った「やさしいけんちく」
 これから出逢う「やさしいけんちく」
<< March 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
 
PROFILE
RECENT COMMENT
無料ブログ作成サービス JUGEM
 
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | | - | -
驚くべき学びの世界展in福岡

北イタリアの小さなまち、レッジョエミリアの教育実践の紹介をする展覧会が、福岡のイムズ8F三菱地所アルティアムにて、オープンしました。
ワークスでは、展示構成とイベントのお手伝いをしています。

わたしは、ワタリウム美術館でこの展示を見たときに、すっごくわくわくして、いてもたってもいられず、ワタリウム美術館主催の「アトリエリスタ」の講座に申し込みをしました。
子育てをはじめて、もっと子育てと仕事を楽しめないかな〜、と考えていたこともあって、すっと心と体にはいってくる展示でした。
普段から、「はこにわキット」などのこどもワークショップをおこなっていたのだけど、
なんかもっと自由にできないか、こどもってもっとたくさん発想したり、表現する力があるんじゃないか、って思っていたのもちょうどこのごろ。

レッジョエミリアのすごいところは、「教育は未来への投資」という方針をまちが大きくかかげ、おとなたちが本気のまなざしをこどもたちに向けていること。
そして、こどもを「こども」として見ていないこと。保護してあげるのではなく、こどもの気づきを大人が本気で学びたいと思っていること。
きっと同じようにがんばっている保育園や幼稚園の現場は、日本にもたくさんあるのだと思うけど、記録をして、伝える努力をしていることの大切さも、ひしひしと感じました。

実践・記録(ドキュメンテーション)、そして議論とフィードバック。
この、無限の豊かな向上心のサイクルが、こどもの学びを大切に受け止め、大人も学び、そしてまちの生活の質そのものを向上させるに至っているのだと。

これは、設計事務所にも共通していえることだなあ、と身にしみます。

話がそれましたが、ほんとに素敵なまちの素敵な取り組みなので、
たくさんの大人にみてもらいたいです。

この展示とイベントをお手伝いさせていただくにあたり、たくさんのひとに意見をいただき、ご協力いただきました。この、ちょっとずつのみんなの力が、継続されることによって、すこしづつ、すこしづつ、大きなものになっていくのだと実感しました。
だから、みなさんのすこしづつの「おすそわけ」を、きちんと記録し、伝え、これをきっかけとして継続していきます。

子連れでの毎日では、独身のころにくらべて、できることにも限界があったり、なかなか前にすすまなかったり、もやもやとすることも多いです。
でも、こどもがいたからこそ、今回いろんなことに取り組めたし、あきらめなかったし、まだやりたいと思っている原動力になっている。

だったら、少しづつを、ずっと、絶やさないようにやっていくしかないのだと思います。

展示を見たみなさんが、みんなそれぞれの琴線に触れ、ちがったかたちでもいいから、なにかのスタートのきっかけになれば・・・と思います。

2/28は、イムズの地下2Fイムズプラザにて、ワークショップのイベントも開催します。

おとなとこどもが一緒に遊べる、探求のための「光のアトリエ」を一日限定でつくります。
空間そのものもワークショップでつくります。
おとなもこどもも、たくさんの発見や出会いがあると思います。

ぜひ、遊びにきてください!








JUGEMテーマ:学問・学校
「こどもの」サイトリニューアルオープンです
「こどもの」のサイトがリニューアルして、すてきになりました。http://codomono.com/保育園をつくっていく過程を公開したり、ヨーロッパのすてきなこどもを取り巻く環境をレポートしたり、心理士さんによるこどもの心理のブログがあったり、コンテンツもとっても充実していて、「もともとこども」のおとなたちが、真剣にこどもたちのためにがんばっている姿は、きっとだれかに届く気がしています。 こどものワークショップ情報も、東京・福岡ともに発信していきます。 写真は、五島のうめこおばちゃんのお庭。 花がだいすきなうめこおばちゃんのお庭はほんとに色鮮やかで、 どこかにタイムスリッぷしてきたきもちになります。 お盆は、かずたとあゆむと、五島にいって、海デビューです。 きれいな空気や、きれいな水や、きれいな土が、こんなに遠くなる日がくるなんて。。。 早く、元気な日本が戻ってくるよう、自分たちにできることから、、、 もともとこどもの大人たちで、こどもを守っていきましょう!
はじまり

1月25日に、無事元気な男の子がうまれました。 
これからはじまるこの子の人生が、いい人生でありますように。 
これからはじまるこの子との生活を糧に、また「やさしいけんちく」つくっていきます。 
どうぞ、よろしくおねがいします。
こどものプロ、あつまれ!
NPO子どもの村福岡をつくる会の理事という、なれない仕事をはじめて2年がたちました。
まるまる2年という節目を迎え、できたこと・できなかったこと、
やりたいこと・やるべきこと。。。。

やっといろいろと、見えて来たような気がします。

これまでは、建築のプロとして、「こども」のことを考えようと、意気込んでいました。

今、「こどもプロ」として、なにか「こども」について考えることができ、
そんな仲間ができていくといいな・・・と、考えをスイッチすることにしました。

自分の時間を1%でも確実に「こどもの未来」について考えることにあてるなにかのプロ。
それが「こどもプロ」です!

いっしょに、「こどもプロ」を目指す、
いろんな職業で志高くプロの仕事をされている方を探しています!
お気づきの方も多いと思いますが、最近HPがリニューアルした青い月のなかがわくんが発起人。

「こどもプロ」を目指す方、
この指とまれ〜(・e・)

灰谷健次郎の保育園日記
こどもにかんするNPOをはじめた。
きっかけは、ともだちの建築家Sくんのあつい想いを聞いたことからはじまりました。

プロジェクトがたちあがり、いろんな部門の方々と協同する中で、
考えさせられること、学ぶものも大きいです。

Sくんに借りた本のなかで、いちばん印象にのこった本。
「灰谷健次郎の保育園日記」から抜粋。。。

***
新しい太陽の子保育園はやらなくてはいけないことが山ほどある。
今よりいっそう実践を深めなくてはならないだろう。


理想が高いということは、やるべきことがたくさんあるということ。