「けんちく」の分野にもいろいろとあって、住宅が主な事務所もあれば、医院に特化している事務所もあり、大きな施設の設計しかしない事務所もあります。
東京では、仕事の量も多いですが、その分建築家の人数も多く、
とくにその得意分野が明確にあるようで。
福岡や地方の建築家は、そこまで特化している事務所は少なく、いろんな建築の設計をできないと生きていけない、いや、よく言えばいろんな建築を設計するチャンスがあるとも言えます(・e・)
そうはいっても、得意なところはやっぱりのばしていかねば・・・という想いから、
今年はワークスの「医院建築」の提案力アップ実践中です。
ワークスでは、住宅(セイカツデザイン)と医院建築を主に活動しておりますが、
どちらもクライアントの要望にあわせてきめ細やかに設計するという点においては、
設計のなかでも難しいジャンルだと、つねづね考えてます。
住宅には、家族それぞれの「セイカツのかたち」があるように、
医院建築にもドクターそれぞれの診療にたいする「想い」があり、
そして患者さんに提供するサービスも日々進化していきます。
わたしたちは、ドクターの「想い」に負けないよう、そしてそれらを最大限に発揮できるよう、もっと医療の最先端な情報を知っておく必要があると感じています。
それは、住宅を設計するひとが「生活者」でなければいけないのと、同じような気がしています。
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と、話は長くなりましたが、
月に一回東京でのメディカルスタディは、とても勉強になります。
医院のコンサルや税理士さんその他開業や運営に携わる色々なジャンルの方々が集まり、
いろんなテーマで勉強し、情報共有しています。
5/27(日)と6/17(日)には、歯科医院開業を検討中のドクターのための、開業セミナーや経営セミナーも開催されますので、興味のある方がいらっしゃいましたら、お問い合わせください。(時期が近づいたら、詳細な案内をします)
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実は、この勉強会に参加はじめた理由は、もうひとつ。
最近立て続けに先輩の建築家(みんな素敵な設計をされる尊敬すべき方々です)しかも3人! に、「歯科の設計頼まれたんやけど、ワークス得意やろ?教えてー」と言われて、うれしかったのです。
ドクターに仕事を依頼されるのがうれしいのはもちろんのこと、
同業者(しかも素敵な設計をされる方)に、「歯科医院設計といえばワークス」と思っていただけるというのも、とてもうれしいですね。。。
単細胞なわたくし含む設計機構ワークスは、張り切って医院建築を極めて参ります。。。