今日は、
わたしが建築ノ授業を担当をしているコーディネーターのクラスの、
グループ課題の発表会でした。
課題のトータルプロデュースは、コーディネーターの先生がされるので、
わたしは建築的な見解でアドバイスをするという、
とても自由なポジション。
途中は、課題そのものよりも、
グループ課題で「他人と協同作業でものをつくる」
といったところの難しさに、とまどっているといったかんじ。
どうなっていくのかなああ・・・と、心配しつつ、
かなり、負けず嫌いでやる気のある生徒さんが多かったこともあり、
起爆剤的なアドアイスをおりまぜつつ、
「あとは私をおどろかしてみて〜」と、
みんなの職人魂にかけてみることに・・・。
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で、その晴舞台。。。
わたしは、びっくりしましたよ(・e・)
プランの内容は、好きずきそれぞれあるとして・・・
自分たちをどれだけ魅力的に魅せられるかのプレゼンテーション力。
チームの個性が、よくここまで引き出されたなあ・・・
と、ある意味、コーディネーターの先生の指導力にも脱帽。
正直、みんながここまで仕上げてくるとは思ってませんでした(笑)
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どのグループもほんとに甲乙つけがたい発表でしたが、
学校の方針で「いちばん」を決めなければいけません。
そこで決め手となったのが、
聞き手にいかに「魅せる」プレゼンテーションであったかと、いうこと。
もちろん、
できあがった「もの」がいいものでなければならないことは前提として。
「コーディネート」という、
まだかたちのないものにお金を払うクライアントにとって、
「このひとに任せたら、すてきなものができる」と、思えるかどうか。
これは、仕事を依頼できるかどうかの出発点となります。
今回の「いちばん」は、
さわやかな音楽とともに聞き手を上手に巻き込みながらエスコートし、
プレゼンテーションの「とり」を軽やかに決めた最後のチームが勝ち取りました。
そのプロ意識や営業力(?)は、
大学の建築学科ではおそわらなかったことかもしれません(笑)
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「いいものをつくる」だけでは、いけない。
むしろ、「いいものをつくる」は、あたりまえ・・・
その過程を、いかに軽やかにエスコートできるのか...
我が身を振り返りつつ、
ある意味、「はっ」とさせられた一日でした。。。
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徹夜でがんばったみんな。
おつかれさまでした!!!
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わたしにとっては、はじめてうけもった生徒さんたち。
みんなの活躍の場が、このフクオカにももっと広がりますように・・・
と、
わたしももっとがんばらねばいけません。。。(・e・)