やさしいけんちく

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 坂口舞の
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まちの「サイズ」
東京-福岡のいったりきたりセイカツがはじまって3ヶ月がたちました。
離れてみて、つくづつ「福岡はいい街だなあ」ということに気づきます。

まず、ものの値段。

家賃、、、高いです。
野菜も、、、こころなしか高い気がします。
そして、
建築費、、、職人さんの人工が、ちがいます。
(こちらでの仕事は、少し見積もりチェックのときに気をつけなければいけません。)

次に、キョリ。
なんでもあるけど、ありすぎて、それぞれのキョリが遠いんです。
どこかに行くのに、たくさん電車を乗り継いで、、、気づいたら交通費かさみます。

最後に、ひと。
多すぎです。でも、パワフルなひとが多いことも、また事実。
フクオカのひとって、やっぱり少しおおらかで、のんびりしてますね!

エネルギーを使えば使う程、お金がかかる世の中。
地球環境はぎりぎりのところで悲鳴をあげてて、このままではだめだということで、やっと世界が騒ぎ始める。

大学時代、研究室の恩師が街単位の自給自足のエネルギーや食料確保の、
画期的な「まちづくり」をテーマにすると面白い、と話していたことを思い出した。

福岡は、ある意味、それらを実験的に考えるのに、ちょうどいいサイズのような気がします。コンパクトシティ、福岡。

福岡生まれの、福岡育ちで、30年暮らしていましたが、
少しキョリをおいてみて、フクオカの「サイズ」にはいろんな可能性があると、実感しています。
ブランディング
ワークスは、あと3ヶ月で創業24年目に突入します。
25周年には、なにかイベントをしたいと考えているから、あと2年。
先のようであっという間。どんな2年になるでしょうか、楽しみです。。。

大きなイベントは、再来年までのお楽しみとして、、
夏には、毎年恒例の花火大会に加え、今年はスタッフBさんの結婚式やワークスOBのYさんの結婚式やら、めでたいイベント続きです☆

そんななか、実務に一生懸命取り組みつつも、
ワークスでは水面下で、あるプロジェクトが進んでおります。
ワークスブランディングプロジェクト。

CIVIプロデューサーのNさんの分析・指導・デザインのもと、
ワークスとはなにか?ワークスがするべき仕事とは?
ふだんぼんやりと心にとめつつも、きっちりと整理できていなかったことを、整理する。
自分と向き合う。なかなか、しんどい作業であり、しかし、わくわくします。
ぼんやり考えることと、きっちりアウトプットすることの、大きな違いを身にしみて感じています。

設計の仕事って、
「家づくり」や「医院やお店の開業」のお手伝い等、
つねにだれかの「ブランディング」の大きないったんを担った仕事だと思います。
家族をブランド化する必要はないですが、住宅の設計って、家族のいいところ探し、
特徴探しからはじまる気がします。
医院の設計だって、そう。
先生の診療方針、患者さんの層、スタッフが大切にしているルールなど、
その医院がどんな診療をおこなってきて、どこを目指しているのかを、客観的に分析し、
プランニングに入ります。

なのに、なのに。。。
自分のことって、いちばんわからない。
そして、ついついあとまわしになってしまうんです。

そうなんです、でも、きっとみんなそうなんだと思います。
だから、設計者やデザイナーのしごとって、あなたはきっとこうじゃない?
と、そのひとがうれしくなるようなことを示したり、そして「そう、それを待ってたんだ」ってうれしくなるような形を提示する、
そんな占い師みたいな仕事のような気がしてます。

今日も、わたしを信頼し、設計を依頼してくださいるクライアントさんたちの「ブランディング」の一端を担いつつ、
わたしの信頼するデザイナーに自分たちをブランディングしてもらう。

「家づくり」=「ブランディング」=「自分(家族)を知ること」

なにか、大切なことが隠されいる気がしてきてます。



更新しないとおこられる・・・
60日以上更新がないと、変なスポンサーリンクを貼られることになっているらしい・・・
びっくり!
更新すると消えるとのことで、がんばります。。。