やさしいけんちく

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 坂口舞の
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ジュン


昨日は、もとワークスメンバー「ジュン」の結婚式でした。

わたしの同級生でもあり、くされ縁で仕事までいっしょにしていました。
どんぐり企画の中心的役割をしてもらったり、住宅の現場が大好きで大工さんともすぐ仲良くなったり、お施主さんには真摯な対応で絶大な(?)人気を誇っていました(・e・)

そんなじゅんが『建築の設計より、もっと小さなもの、自分でデザインから製作までできるようななにかをつくって行きたい」と、ワークスを辞める決意をしたのは2年半前。
戦友としては淋しい想いですが、友人が自分のやりたいことに向かって進んでくれるのは、
なんだかうれしい気持ちも半分。

そして、ほんとに幸せそうな結婚式での「ジュン」を見て、うれしくなった。
花嫁なのに、あいかわらずのオーバーリアクションも、見物でした☆

今でも、ワークスデザインで家具を製作してもらったり、
飛鳥工房のジュンとのコラボは続いてます。
これからもよろしく、そして末永くお幸せに!

デザイン物産展ニッポンと村野藤吾
今、いっしょにお仕事をさせていただいているデザイナーのエイトの西澤さんのプロデュースした作品も出展しているとのことで、、、、

いってきました。デザイン物産展ニッポン☆
ナガオカケンメイさんプロデュースということで、気になっていたんです。
しかも、展示会場でそれらの美しい物産たちが買えるのです。
自分のセイカツにぜひとも!!というプロダクトが満載で、
お買い物したい気持ちに火がつきましたが、、、炎が燃え上がりましたが・・・

時間がなかったのと、その後の打合せのことを考えて、
このなかで一番ぴんときたものを買おう!と決めて、くるっと一週まわりました。



そして買ったのがこれ。。。岩手のお酒。「水の王」
雪平鍋とか小泉誠さんデザインのテープカッターとかも心ひかれたけど、
なぜかどうしても気になったのが、これ。。。
透明のまるっこい瓶に、お酒。。。
やっぱりシンプルなものに弱いのでしょうか。それとも酒に弱いのでしょうか。。。
いや、前者です。
そぎ落とすって、むずかしい。欲張りだから。でも勇気をもって、そぎ落とせる力を!

今度、とある地域の伝統工芸の活性化プロジェクトに参画させていただくことになりましたので、参考にさせていただきます。

そのあと、汐留の松下電工ショールーム(10/1よりパナソニック電工になりますね)村野藤吾展にいきました。
やはり、感動しました。。。
92歳になっても、現場で模型をつくる村野氏。
大きな空間のとらえかたから、ちいさな手すりや装飾にまで手を抜かないインテリア。
装飾を付け足すことのむずかしさ・・・

「そぎ落とすこと、美しく付け足すこと。」

どちらも、ほんとに強い気持ちがないと、むずかしいのです。

ここに届ける日がくるのかしら・・・と、意気消沈な気持ち半分、
こんなに夢がある仕事を、村野さんのように一生続けられたらいいなという刺激的な気持ち半分。

デザイン物産展は終わりましたが、村野藤吾展は10/25まで!
祝・開院 つつみ先生


設計監理で、歯科医院の増床計画のお手伝いをさせていただいていたつつみ歯科医院が、
9/1に装い新たにオープンしました。
患者さんやスタッフとのコミュニケーションを一番大切にされているつつみ先生の、
新しい診療所のコンセプトは「交差点」。

須恵の交差点にたっているということにかけて、
先生やスタッフや患者さんのコミュニケーションの交差点をつくろう!というのが、
プランの中心になっています。。。
完全個室や動線分離も検討した結果、敢えて、患者さんやスタッフの動線の交わる「交差点」をつくったのです。

およばれして行った竣工パーティでは、新しい診療所の準備で忙しくされている先生を想って、
スタッフのみなさんからのサプライズのビデオ上映会のプレゼント。
うれし涙の先生。。。みんなからの大きな拍手!

このプランは間違っていなかった!
そう確信できた一日でした。

わたしも、建築にたずさわり最終的に目指すところは、
なにかの「交差点」をつくることなのかもしれないと、、、、
ぼんやり考えたりしたのでした(・e・)

つつみ先生、ありがとうございます。
これからも、元気にいい診療をつづけてください。。。
予算について考えてみた
家づくりの予算って?

これまで、

「自己資金+借入限度額=家づくりにかけられる最大限の予算」とか、
「月々の返済可能額と返済期間」から予算を決定する」とか、
当たり前の説明をしてきた。


だけど、だけど、
月々の収入を家庭で何に優先的に割りふるかって、
ほんとはとてもあいまいな問題。

家をたてても旅行やお買い物はしたいから、無理はしたくない。
これまで楽しんでいた趣味をがまんしたくないから、家づくりにはここまで。
これまでの家賃以上に払いたくない。。。

そうなんです。
わかってるんです。
だれだって、住宅ローンのために働きたい訳じゃない。

だけど、だけど、、、

だからって、これから一生を過ごすことになる家が我慢の集積であっていいの?
とくにほとんどの時間を家ですごす女性にとって、それは趣味以上の価値ではないの?

たくさんの『?』が湧いてくる。そして・・・
私は、今日、いいことを考えた!!

「家づくりにかけられる予算」=「今払っている家賃以上にはしたくない」

これは、正しい。しかし、

「家づくりにかけるべき予算」
=「今払っている家賃もしくは月々の返済にあてられる金額」+α「ひとつの趣味として(セイカツや家づくり)を楽しむ予算」

こう考えることはできないだろうか?

家づくりの過程は、家族の価値観の確認の場であり、家族の「生きる」モチベーションを上げるものであってほしい。

『+α』がどれくらいなのか・・・は、
家族の自由ですが、考え方をシンプルに、いろんなことを整理すれば、どこかに家計の贅肉はある。
そして、
考え方ひとつで、ぜったいにそれ以上の価値がかえってくると、信じています。