やさしいけんちく

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 坂口舞の
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左官のしんちゃん(DONGURI HOUSE LABO研究員vol.1)
どんぐりプロジェクトには、設計・施工・家具・建具・木の小物・キッチンなどなどいろいろな家づくりのプロが集結しています。

そして、いちばんかげに隠れていて、今回いちばん大活躍する予定が、「左官のしんちゃん」!

彼は、わたしが仕事をはじめたときから、「壁」という「壁」は彼に塗ってもらっていました。でも、彼はときに大工さんになっていたり、外構やさんになっていたり、塗装屋さんになっていたり・・・ほんとに、なんでもできるのです!そして、仕上がりがすばらしい。。。
そして、私はそれが当たり前だと思っていました。

でも、いろんな地域で家づくりをして気づいたこと。
腕のいい左官やさんって、あんまりいないんです。
そして、できたとしてもとてもハイコスト!

建築の材料が施工生やメンテナンス性の便利な物、つまり乾式なものにどんどん移行しており、左官等の工法が減ってしまったことも、大きな要因だと思います。

しんちゃんに左官をしてもらえることのありがたさ、そして、後をつぐひとがいないことに不安を感じ、すばらしい「左官」の仕事を増やして、左官のしごとを「つなぐひと」が生まれてくることを祈って。

「どんぐりハウスプロジェクト」では、外も中もお風呂の中も、しんちゃんが一手に塗ってくれます!



けんちくのはなしvol.3
ディテール

若手建築家ホープの相良さんと山下設計の馬男木さんの「けんちくのはなし」

ディテール

お互い違ったかたちで「ディテール」にこだわった仕事をしていて、
おもしろかったのですが。
司会としては、内容が汲みとれずなんだか不完全燃焼。ごめんなさい。
次からは、もうちっと進歩します。
(でも、ねえ、やっぱり下打合せはちゃんとしましょうよー。)

そんななかでも印象に残ったことば
ゲストの田中さんのディテール論。

「つきあわせたい物と物がそこにあるわけだから、どんな風につなげるか、あわせるかを考えたら、自然とディテールが生まれてくるわけでしょ」

確かに。
ディテールにこだわるとか。こだわらないとか。
そんなレベルの話でなくて。
なにか使おうと思った素材を選んだ瞬間から、もしくは、つくりたい空間のイメージをした瞬間から、ディテールは湧いてくるのです。
既製品のサッシがあるのもしらなかったから、自分でつくっていた。
っていうエピソードも。とても自然で、田中さんの内側からあふれる「けんちく好き」を体感できました。

こだわることに、エネルギーをかけているのでなく。
きっと、「好き」だから自然にできるのですね。勉強になりました。

学生のみなさん、メモってー。
どんぐりの家プロジェクト
5年前に「いい家を 適正な価格で」をモットーに企画した「どんぐりの家」。

いまでも一番お問い合わせをいただくのですが、
これまではプランに限りがあり、
「どんぐりの家のような仕様やデザインで、オーダーのプランで」というお客さまが一番多くいらっしゃいました。

今年から、この企画をバージョンアップし、
できる限り敷地やご要望にお応えできるセミオーダー住宅に生まれ変わります(・e・)

5月10日13:30から、お客様説明会を予定しております。
場所はキッチンハウスさんショールーム会議室にて。
定員に限りがありますので、ぜひお問い合わせの上、お越しください。

今日からすこしずつ、「どんぐりハウスプロジェクト」にたいする想いを語っていこうと思います。どうぞ、おつきあいください。