東京では、二件の住宅がほぼ同時の工程で進んでいます。
今日は、田園調布の家の配筋検査でした。
今回は施主さまより、「現代の日本家屋」というお題をだされ、
打合せをかさねて、打合せのたびに要素をシンプルにそぎ落としそぎ落とし、、、引き算のデザインができました。
桂離宮のいりぐちにある「ついたて」の松。
それがあることで、アイストップになるとともに、なかなか全貌がみわたせない「じらし感」。
ずばっと大きくどっしり構えた構造に、そんなこそばゆい感じの遊び心が加わった住宅をつくりたいと思って設計しました。
ついつい、多ければいい、念のため...
と、シンプルな決断ができないひとのほうが圧倒的多数だと思いますが、
ぶれない価値観と決断力の建主さんは、竹を割ったようにずばっといい方向に向かいます。私もみならいます。
現場の様子は、プロジェクト進行中でアップしていく予定です。
昨年、さぼっていたその他の東京物件もあわせてアップします。。。
明日は、東雪谷の家の上棟式。
福井のご実家から、りっぱなケヤキの木をゆずりうけて、新しい命を吹き込みます。
こちらも乞うご期待。。。